モーリタニア

 2005年8月の軍事クーデター後、19か月に亘る民政移管プロセスを経て、アブダライ政権が発足。しかし、2008年8月、同大統領が軍部により拘束されるクーデターが発生。アブデル・アジズ将軍が国家高等評議会議長に就任し、新たな大統領選挙の実施を表明。反クーデター派政党は当初同選挙へのボイコットを表明していたが、国際社会の仲介により、あらゆる政党が参加する大統領選挙が実施され、アブデル・アジズ大統領が選出された。2014年6月の大統領選挙においても平和裡かつ透明性のある選挙が実施され、同大統領が82%の得票率で再選された。
 2019年6月に大統領選挙が実施され、同年8月に、ガズワニ大統領が就任した。